まずは入居日と退去日を決めよう!
新しく住む部屋が決まったら、引っ越し日を検討することになりますが、スムーズに決めることはなかなか難しいものです。
新居の入居日(家賃が発生し始める日)や、
今の住まいの退去日(事前に届け出る必要がある)、
自分の休日(引っ越しが可能な日)、
引っ越し業者の手配などの兼ね合いで日程調整に悩むことでしょう。
ここで重要なのは、入居日の調整をしつつ、退去日をできるだけ早めに決めることです。
特に引っ越しの繁忙期(1月から3月下旬)は、引っ越し業者をうまく手配できない可能性が高いため、退去日が希望より遅れてしまいます。
うっかりすると、今の住まいの家賃と新居とを二重に支払う期間が長引くこともありえます。
慎重かつ適度に急いで、退去日と入居日を決めましょう。
家賃の二重払い(ダブル家賃)を防ごう
賃貸住宅の場合は契約した日から家賃が発生します。
退去する日と入居する日がピッタリ合えば二重で家賃を払うことはないですが、
現実問題なかなかそうはいきませんよね。
できるだけ二重に家賃を支払わない方法として3つのコツがあります。
先に解約すると言ってしまう
解約して出て行く日を決めてしまって、その日からできるだけ近い日に合わせて新しく入居できる賃貸住宅を探す方法です。
この場合、新居が見つからないことも考えられますが一般的な方法です。
家賃がすぐに発生しない物件を探す
これは建築中の物件のケースです。建築中の物件に新しく入居する場合は、予約金などを払えば予約完了で、家賃を支払うのは完成してからになります。
また、退去が決まっているのに、新居に前の住民が居住している場合も節約することができます。
ただこのケースは新居を見ることができないのでその点は注意しておきましょう
大家さんや不動産業者に頼みこむ
事情を話して新居の家賃をできるだけ安くしてもらう方法です。
この手の相談はよくあるので、不動産業者側も手慣れています。
交渉次第ではうまくいくこともあるので、聞くだけ聞いてみましょう。
節約できるところは節約して、手元にお金を残しましょう。
いずれも二重家賃が発生させないようにするには、新居の契約をするよりも先に今住んでいる賃貸契約を解約することが大切です。
解約予告は1〜3ヶ月前までにしよう
今の住まいの退去の手続きのため、一般的には1ヶ月前までに大家さんに退去の旨を知らせる契約になっています。
(民法上では3ヶ月以上前までとされています)
契約書に明記していますので確認する事をおすすめします。
まとめ
次のような順番で、今の住まいの退去日、新しい住まいの入居日、引っ越し日を決めていきます。
重要なのは入居日の調節をしつつ、退去日をできるだけ早めに決めることです。
@新居の入居可能日を確認
・新居の入居審査に通った時点で、
不動産屋さんに入居可能日(最短で入居できる日)を確認する
・入居可能日は早ければ翌日、遅くとも1ヶ月以内なので
「今の部屋の退去日の関係があるので、折り返し連絡するときに相談させてください」
と不動産屋さんに伝える
A今の住まいの最短退去可能日を確認
・今の住まいを管理している(不動産屋さんか大家さん)
にできるだけ早く電話し、退去したい旨を伝える
・最短で退去日がいつになるかを確認する
・電話連絡だけで済む場合が多いが、退去についての書面が大家さんに届いた日から1ヶ月後ということもあるので要確認
B今の住まいの退去日を確定する
・電話連絡だけで済むなら、最短退去日がその場で確定する
・書面が必要なら、早急に書面を出して退去日を確定させる
・退去日を確定させるのと同時に、日割りで家賃が精算されることも確認しておく
C新居の入居日を検討する
・新居の不動産屋さんに最短退去日を正直に伝えて、どこまで新居の入居を待ってもらえるかを相談する
・大家さんとしては1日も早く入居してもらいたいのが本音なので急がされるが交渉してみる
・今の住まいの退去日より前に入居して欲しい、と言われそれ以上は難しいと感じたら、退去日より前の日のうち,都合の良い日で、新居の入居日を決める。
ただし、ここでもすぐに返事をせず、2〜3日の猶予をもらう
・ちなみに「都合の良い日」とは、自分の都合だけでなく引っ越し業者の手配の都合もある
(引っ越し日が1日異なるだけで料金が大きく増減することがあるため)
D引っ越し日を検討する
・入居日を決める前に引っ越し業者の相見積もりを取る
E引っ越し日と新居の入居日を確定する
・引っ越し業者の決定と並行して、新居の不動産屋さんに入居日の相談をする
・どうしても希望日に引っ越しできないこともあるので、確認を取りながら引っ越し日と同時に入居日を確定する
・ただし、今の住まいは退去日まで借りているため、
入居日を先に決めて鍵をもらってからゆっくり引っ越しをするという方法もある
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